雑感

館(トリデ)の上にわれらの世界を?

私の図書館員集団への違和感 私が、はじめて図書館の世界に足を踏み入れてから20年近くになります。行政職>図書館>行政職という流れの中で、地方公共団体全体からみた公立図書館との違和感・異質感を終始感じ続けていました。 私は当初、この違和感のよ…

武雄と大阪、住民の個人情報の取り扱いには大きな差が

#takeolibrary で話題の個人情報ですが、このような記事を見つけました。 ・大阪市立小学校におけるツイッターを利用した個人情報の漏えいについて http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000178522.html タイトルのとおり、「ツイッターによる個…

フェルメールから考えたこと

フェルメール2連発 さて、前回に続いて、今回は ・ベルリン国立美術館展 http://www.berlin2012.jp/tokyo/ の感想など… 会場は、東京都美術館にくらべてかなりすいてました。 ちなみに、この日の上野観客動員数は 上野の森(ツカンカーメン、40分待ち)>…

美術館・学芸員の苦悩を垣間見て同情と羨望〜上野のフェルメール、再び〜

武雄戦線異常にやる気なし! 前回エントリ #takeolibrary ネタについて、あまりにもブックマークが伸びていないので、驚きました。 読み返してみると、たしかに小役人根性が目について、 「自分でも面白くない」 エントリでした。ただし、公平な行政実現の観…

わたしのなつやすみ

おかげさまで、現在のテーマ「読書(本の)相談」が終わり、あと落ち穂ひろいでこのエントリも終着駅。先が見えてきました。 昨日はひさしぶりに「なつやすみ」を楽しんできました。 目指すは東京都美術館。 そう、「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フ…

「司祭」と「司書」は一字違い

あまりにお粗末なオチ いや、前回のエントリ。最後のオチで失敗しましたね。 結局、「図書館員の専門性」よりも「書店のノウハウ」が優越した、という選択の問題でしょう。いいか悪いか別として… これでは武雄市というごく局地的かつエキセントリックな「選…

元気だった大阪の足跡を潰して、“元気な大阪をとりもどそう”とは変じゃないの?

前回に引き続き「政治」ネタになってしまいます。正直自分はこの方面にはあまり触れたくないし、自分としても面白くないネタですが… 大阪府立中之島図書館の存続が話題のようです。特に個人的によくまとめてある、 ・中之島図書館廃止に関する自分用まとめ(…

エゴイズムが通れば善意が引っ込む、これ我国流民主主義

ジメジメした、うっとおしい梅雨の季節になると思いだすのが、 「天安門前事件」(1989年) のことです。 日本の「新左翼」に代表される「学生運動」とは一線を画した、理路整然とした主張、紳士的で泰然とした学生たちと、それに一定の理解をしめし対話の姿…