自分が小心者のクセに粘着質だったことを改めて知る。前回の続き

寒くなりましたねェ…

一昨日、
・無念! 大将首を狙って、体よくかわされた話 〜全国図書館大会第2分科会
http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20091104/1257340739
をブログあげしてから、しばし、隠遁生活(?)を送っておりました。なぜかといえば、こちらとしては書いている間ずっとカッカしたり凹んだりと不愉快であったわけですが、当然良識ある方々にとっても不愉快きわまりないというか眉をひそめさせてしまうことは必定。
反面、批判された委員長はじめとする方々にとっては輪をかけて不愉快きわまりないハナシでもあり、結局これ読んで愉快な思いをする方は誰もいないと。こんな暗い話をしてオマエどうするつもりなんだと…
が、本日しばらくぶりに(といっても中一日ですが)のぞいてみると、id.rieronlibraryさんのコメントはもとより、少なくない方が☆マークと、ねぎらいと友愛に満ちたブクマコメントをいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
反面、恐れていた“復讐”は今のところ一つもありません。まぁ、少しでも反撃してくるぐらいの心意気があってもいいような気もいたします。別に挑発するするつもりもありませんが、ぜひこのオンライン上での見識ある方々の意見や友情のようなものを見てもらえれば、と思いますが。まぁ、自分のようなものがこんなブログやっていることがますます彼らの怒りやアレルギーを引き起こしているんじゃないかと。閉鎖的で旧くさい組織での議論は、年功序列というか“発言力重視”。つまり実績を積んだ者やギルド加盟者のみが発言を許されるような雰囲気があるような気がします。そこいって、小生のような若輩者(といっても年齢は40過ぎです)が、あれこれ言い出せば、これはもう「下剋上」であり秩序と平和の破壊者以外なにもないわけですから…

で、今回からはとりこぼしを補うとともに、ようやく冷静さをとりもどしましたので、またいろいろ自分の感じたことを述べます。振り返ってみると、まあいろいろありましたからね。あの分科会。しばらくネタに困らないかと。

まず、前回の補足。分科会全体としてはアレだったけど、事例発表された方々、いずれもすばらしいものでした。

特に印象的だったのは、足立区花畑図書館元館長の宮本さん。
 ・足立区指定管理公共図書館長解雇事件まとめ
  http://matome95.blog20.fc2.com/
パワハラ”で解雇された人物にはとてもみえないほどの紳士で、話し方にも冷静さが感じられる。問題は指定管理者制度そのものではなく、区と業者の運用の問題であると言う。
そういえば、たしかに仕様書の作成から契約書の作成に至るまでの事務について、その事務に直接従事する契約担当者の図書館業務への知識はゼロに等しい。仕様書の作成とは“見える化”のこと。委託反対を単純に反対するだけで、仕事の“見える化”、契約事務を勉強しようとしなかった図書館界のツケがこんなことにも現れる…

まあ、勝手に推薦させてもらうけど、これはいい。↓
 ・「指定管理者制度公共図書館への導入について」レジュメについて
  http://sakuraya.or.tp/blog_t/index.cgi?no=517
などに目をとおすべきであるな。賛成する人も反対する人も。
まぁ、こうした意見交換そのものが、“中央区新川におわす偉大なる指導者にして委員長様”のような人物の不興をかい、IT否定につながるかもしれませんが…

しかしながら、偉そうに言っている小生においても、ひと昔前は“IT反対論者”とまではいかないが、(いろいろな人がいろいろな知見を発表し交流しあう)素晴らしさまでは正直ここまでとは知りませんでした。無条件に反省。
“廊下にバケツを持って立っていたい”
心境ではありますが、これでは建設的ではないので
 ・第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜
  http://d.hatena.ne.jp/arg/20091002/1254416087
“会場でプラカード持って立っている”
ことにしました。御来場・ご参加の方はどうぞよろしくお願いします。
なお、若干の余裕(第1部残席15、第2部残席10、11月8日17時現在)もありますので、ぜひぜひ。