子どものリテラシーよりも、日本図書館協会幹部の文章表現力がはなはだ心もとないことについて

最初、下書き段階を誤ってアップしたのかと思いました!
たちの悪いジョークかと思いました!

「子どもの読書活動の推進事業と子どもゆめ基金」の「事業仕分け」に関する意見
http://www.jla.or.jp/kenkai/20091215.html

もし私が学校司書であったなら、原稿用紙に書き写して、生徒を騙って小論対策の先生に見てもらおうとするだろう。たぶん原稿用紙真っ赤になるだろうな。

ちなみに文末はこう↓

 今回の「仕分け」により、子どもゆめ基金を所管している独立行政法人国立青少年教育振興機構に官庁OBが役員として就いていること、およびその報酬額についての問題点が指摘されたようである。地域の子どもたちに読書の喜びを伝えるためにボランティアとして活動している多くの人たちの実状とかけ離れた管理運営であると言わざるを得ない。<<

う〜ん。「意見」なんだよな。「意見」。
最後に問題点を指摘しただけで終わってしまうこと自体、「意見」としてはこの文章
失格!


で、内容云々はともかく、とにかく攻撃的な文体が目につく。
JLAが様々な問題について、その主張や見解を述べ、発表すること自体は大いに結構なことである。が、一昔前、そう、竹内先生が理事長であったり、酒川女史が事務局長をつとめたりしていた頃のものとはずいぶん違ってきた。昔は相手に“説く”ことを目的とし根拠やデータ等を適宜引用して破たんのない論理を組み上げていたし、文体はノーブルなですます調を用いていた。少なくともJLAとしての意見にふさわしい「品格」とういうものが備わっていたように思う。

そんなことを思い返しながら、
日本図書館協会の見解・意見・要望
 http://www.jla.or.jp/kenkai/index.html
を見ておどろいた。
内容と反比例して、2007年以降、日本図書館協会の見解・意見・要望急増中!


“弱い犬ほどよく吠える”という

・ポピュラリティーを失いつつある組織ほど独善性を増し
・自己の体力が低下している組織ほど大言壮語を吐き
・当事者能力に欠く組織ほど批判精神に富み
・後退する組織ほど攻撃的になる



日本図書館協会、今年で退会するしかなさそうだ。
最後っ屁に、今年度は総会に出席して

協会の名誉棄損・信用失墜の観点から、
上記意見執筆者の公職追放(リコール)を発議

しようと思っていたが、会則では

(総会の招集)
第25条(1)総会は,賛助会員を除く全会員をもって構成する。
(2)定期総会は,年1回理事長が招集する。
(3)臨時総会は,次の場合に開催する。
 理事会,評議員会が議決したとき
 監事が必要と認めたとき
 会員の20分の1以上の者が連名で議題と理由を示して要求したとき
(4)総会の招集には,少くとも20日以前に,その会議の目的及び議題を書面で,会員に通知しなければならない。
(総会の審議事項)
第26条 総会において,前条第4項によって,あらかじめ通知した議題についてのみ決議する。但し,出席者の3分の2以上の同意あるときはこの限りでない。

つまりは、実質上、一会員は当日議題を出すなということ。
よくできているな、民主集中制