JLA選挙は人格と知見でえらぶということ、これ大切

いやぁ、先の総選挙は実によかった。投票者として実に満足至極です。イチオシの候補者が地方(名古屋)出身というハンディを乗り越え、中央(東京)と対等に渡り合ったことには思わず(年齢を忘れて)ガッツポーズしてしまいました。
えっ?! 
「オマエいったい何の選挙のハナシしているんだ?」
ですと!

そりゃ、もう言わずもがな。イマドキ総選挙といえば
AKB48*1
のことに決まってますでしょうに…
まあ、ヲタぶりはこの辺にしておいて、「選挙」の話題にもどせば、小学校の学級委員にはじまり、最近は参院選まで多くの選挙にかかわってきました。
国民たるものの責務として、国政・地方選挙(いわゆる公職選挙法に基づく選挙)は必ず投票しましたし、また投票事務に従事したこともあります。
また、高校の生徒会と組合の役員では「候補者」になったこともありました。
そんな私がただの一度も投票していない(=棄権した)選挙は日本図書館協会(=JLA)の評議員選挙。
なにより投票がメンドーだったし、さして重要性を感じなかったのが正直なところです。
万一、JLAにモノ申したいときには「定期総会」があり、そこで自分の意見を申し述べることができる*2という担保もあったワケです。まったくもってノープロブレム。今までは、そう、今までは。

JLAにとって重要な課題が「評議委員会」の決議で決定されました。そう、前回のエントリにも書いた「認定司書」のことです(ちなみに「認定司書制度」私に言わせれば“花も実も捨てて蕾をとった”)。
それだけではありません。新公益法人への移行では、これまでの「定期大会」は開催されなくなる、ということは一般会員が直接発言する機会はなくなることでしょう。

残念なのはいまの選挙制度。在住する県の個人会員から選ばなくてはならないという制約。べつに地元の長老格であってもよろしいかとおっしゃる向きも圧倒的多数かと思いますが、やはり知見、特にこれからの図書館の在り方について一定のヴィジョンをもち、そのために自分自身でも努力をされ、実践していらっしゃるような方に票を投じたい、JLAの意思決定を託したい、と思います。

まぁ、早いハナシが「地方(県)区」を止めて全国区にしてほしいと思います。この選挙結果は当然理事・役員選びにも反映されまして、

最上位10位 常務理事(メディア選抜)
11〜20位 理事(選抜メンバー)
20〜40位 フツーの評議員アンダーガールズ

ということでいかがでしょうか。名付けて
KYB48!
*3
当然、地方ごとに選出する意義を述べられる方もいらっしゃるでしょうが、私の推した候補のように名古屋からも「メディア選抜」にはいれるのです。
まぁ、万事が万事事なかれ主義のJLAですから、いまの県ごとの選挙制度は継続されましょう。
ただし、ゲリラ戦法を考えました!
私の場合、
1.「図書館雑誌」の送付先を職場に変更
2.投票用紙を送付されたら、事務局に異動届を出してY県の架空の住所に異動
3.Y県民としてY湖の付近の図書館類似施設の長に投票
4.再び異動届を出して、本来の住所地に戻す

…でも、住民基本台帳法に仕える人間のやるべきことじゃありませんなぁ…

*1:ただし、自分が投票したのはSKEですが

*2:もっとも、この定期総会ですら一度も参加してませんでしたけど

*3:バカっぽいと自分でもわかっているけど、そうでもしないとやりきれないのがいまの茅場町