日本図書館協会ステップアップ研修のすすめ
忘れた頃に…
私が日本図書館協会を退会して1年以上しました。
ひょっこり、mailが日本図書館協会からとどきました。
“これって督促かな? 会費はちゃんと払ったのになぁ”
と、思っていたら
・ 2012年度中堅職員ステップアップ研修(2)の募集について
http://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/414/Default.aspx
の「ご案内」でした。
もう、図書館稼業からも日本図書館協会からも、すっかり足を洗ってしまった私のところに「ご案内」いただいても、仕方のない話なのですが、まぁ過去の修了者全員
“差別せず”
ご案内するというのをほめなければなりませんね(もっとも、受け取った方はあまり快くありませんが)。
昨年度不成立を責任転嫁するな
さて、件のメールには
2011年度からこれまでこの研修を修了された方でもユニット単位で受講できるようにして、再度勉強をしていただく機会を設け、受講生たちの良き相談相手にもなっていただこうと計画しましたが、震災の影響もあり研修そのものが中止となってしましました。
と、あります。昨年度は中止>成立しなっかたのですね。
ただし、中止の理由を“震災の影響”にしてしまうのはおかしいと思います。
あの、太平洋戦争中でも図書館協会の会議等は細々ながら継続されておりましたからね。本当にニーズがあるなら、中止ということにはならなかったはずです。
むしろ、
司書・司書補資格取得後、図書館勤務経験7年以上(2012年5月1日現在)
※臨時等の場合は年間実労働時間の合計が概ね1500時間を1年として換算
※図書館勤務経験:図書館現場での勤務経験年数を指します
という「要件」を満たす職員がどれだけいるか、という話でしょう。
スノッブ的受講のすすめ
ただ、条件を満たす方はぜひ受講をおすすめしたいと思います。
- 司書のマスプロ化・専門性を巡る議論を進めることなく、ほんの一握りの「認定司書」だけを養成しようとする研修のあり方
- 研修事業委員会ならびの講師みなさんが、「ベテラン=中堅以上」の司書群を、どう「評価」し実力を見積もりしているか
が、丸わかりです。
締め切りは明日までですね。お早めに!