これからの司書はスペシャリストの看板を捨てる覚悟がないとダメかもわからんね…

ARGカフェでは、第一部終了後、となりの参加者さん(はるばる大阪の方からお越しの公共図書館非常勤職員の方)と話がはずんだのですが、その中で

“非常勤職員からみた常勤職員への不満”

についておたずねしましたが、一番にあげたのが

“とにかく人使いがヘタクソ。特に司書の人はひどい。もう少し経営とか全体見る目を養ってほしい”

ということで、

この指摘、自分的にも思うことありあり(というよりも、まんま自分の話じゃん…)でした。どうしても司書はスペシャリストとして、任意の特技を伸ばすことに熱中し、矜持を保ってきたのですが、この年になり、ようやくそれではダメなんだろうな…と思いあたったところです。

折り合いよく、今回のARGカフェでは

MIZUKI(@waterperiod)さん
「元・公務員ジェネラリストはどう生きるべきか?−かつて司書だった筈のシステム屋の呟き」*1

発表がありました。
その中でも、
“職場を襲う深刻な問題”
として
“外部委託・非正規職員中心・後進育成”
をあげ
“マネジメントスキル獲得”
の意義を説き
“人材育成・予算確保”
など具体化した行動指針まで示されているのには感じいりました。*2

うんうん、やはりそうでありましょうな…。
思い返せば、
司書としての極みをめざす!!なんて威勢のいいコトぬかしてはいたが、結局のところ
特技とか自分好きなことだけしかやっていない
ことがわかったぞ。でも、今頃気がついても遅いか…

*1:詳細は御本人がブログにあげておられますhttp://imuz.blog10.fc2.com/blog-entry-320.html

*2:話のピントにズレがることは自分でもわかっているけど確信犯的にやってます