2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

岡崎は遠くなりにけり?

時刻表を手に取ると、近くて遠いような、なんともビミョーな距離感のある街があることに気がつきます。 たとえば、関東地方でいえば、千葉県は「新東京国際空港」とか「東京ディズニーランド」にあるように、ほとんど東京都と一体化しているように見えるので…

資料を“マネジメント”することが“OPAC時代の図書館員のプロ倫理”

私は“分類”ができない 最近のエントリでMARCと件名の付与について言及しております。しからば “MARC”という新カテゴリを設置してみました。 新カテゴリを設けたからには、既存エントリでMARCに言及したエントリすべてにカテゴライズしなければな…

職業人(学校司書)にとって、“ただ一度だけ”の“一人だけの卒業証書授与式”

3月とは思えない、寒い日々が続いております。気候とはおかまいなしで年中行事とか通過儀礼はやってきます。先日は全県下で公立高等学校の卒業証書授与式*1が行われました。そんなワケで今日は学校図書館勤務の話をお一つ… 二つの出身高校をもつ男。 先日職…

TRCによる“共食い”の理

図書館員とTRCのビミョーな感覚 株式会社図書館流通センター(=TRC)が、1996年から図書館業務受託を開始したことで、図書館職員とTRCの間にはビミョーな距離感が発生しています。 従来あったはずの、客と請負、カスタマーとサプライヤー、主…

One year later

東日本大震災から一年が経過しました。 私の場合は、「双極性感情障害」が悪化しただけの一年でしたね。 Twitterでは罵られ、反発で罵りかえし。 使命感の一方で、個人の無力感を感じたり… いや、ほんとうに震災とは… 自分とは…

趣旨は賛成だけど〜週刊新潮:“佐藤優氏の「『図書館司書』は出版社、書店でご奉公」を読んでみた

近頃少し“司書”の“反論”にあきたところよ 今更ながら、週刊新潮2012年3月1日号所載の 佐藤優「『図書館司書』は出版社、書店でご奉公」 を読んでの感想を述べます。 読む前から、正直うんざりしていました。中身以前の問題として。 このような挑発的な記事に…

図書館界の“暗黙の妥協”が“総務省の「転戦」”で丸潰れ?

ギョーカイは「指定管理者」だけNGでOK? 前回のエントリは、OJTの活用として、あまりにも 「当たり前のこと」 を書いたので、正直あまり面白くありませんでした。 ここからが本題と思ってください。 ・日本図書館協会の見解・意見・要望 http://www.…

図書館学教育・図書館情報学教育に過剰な要求をする「現役正規諸君」が図書館をダメにする

お決りのセリフ 3月になりましたね。地方自治体の(会計)年度末・年始も近づいてきました。 最近の公立図書館@直営では、人事異動よりも 非正規職員の雇用打ち切り による出入りの方がよほど多いような現状も耳にします。 4月になると、新たに採用された…