“東電のために節電”ではなく“東電不買運動”だ!

夏至を迎えたと思ったら、まさに「夏に至る」とはこのとです。猛烈な暑さが襲ってきました。
先週だったでしょうか?我が家に
「節電のお願い」
なるチラシが配られました。
おそらく、例によっての
東京電力からのお願い」
かと、思いましたが、それにしては字だらけで、なんといっても“でんこちゃん*1”がいないのが不思議…ってよく見たら我が自治体の啓発ポスターでした。
どんなチープなデザイン・紙質ではあっても、全世帯に配布するには、それなりの経費・労力・負担がかかっていることは確実です。
日ごろ、図書館の資料費なり公民館講座経費など年々減少させ、最盛期の半分以下にするなど、ケチくさい割には、一企業のご都合のために「税金」が投入されていることは確実です。新自由主義の時代、聖域なく「競争原理導入」の旗を振ってきたのにもかかわらず、「電力」を各地域独占のままに「放置」してきた、「政治屋*2」のツケともいえます((もっとも、投資する側からはそのあたりを「安全地帯」と思って株を買いましたが、実は「地雷」でした。
さて、まだ6月というのに、40度近い気温を記録した我が自治体。一律15%の節電とはいいますが、各自治体の平均気温に応じ、多少は考慮してくれてもいいのに…とも恨めしく思ったりもします。
ともあれ、「節電に協力」と思うと無性に腹が立つ、ここは逆に
「東電不買運動
だと思えば、少しは前向きになれます。もっとも、結果は同じですから…
ところで、件のチラシ…
こんなもの、どうでもいいと思い、どっかへいってしまいました。
案外「保存」しておけば、のちのよきアーカイブになったかもしれない、そう思いつつも実行しない私は、図書館司書から“ただのオッサン”化しつつあるなぁ…

*1:そういえば、最近見ないなぁ…って、当たり前か…

*2:「政治家」と書くと真の意味での「政治家」に失礼だからこう書く