12/30追記分

世の中には頭のいい人はいるものです!
ユニークな発想をされる方がいて、件名標目でWikipediaを活用するアイディアを
id:nabetaさんからはコメントを
id:xiaodongさんからブクマコメントでいただきました。
なかなか面白いアイディアです。
この件について

id:arg師のレポート
・09-11-22(Sun): Wikimedia Conference Japan 2009に参加−基調講演等のセッション開催に協力
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20091123/1258968705

での長尾館長の発言についてarg師は

「体系性」「網羅性」「信頼性」という3つの観点から、「辞書・事典とは何か」を論じ、それらの議論を踏まえた上でWikipediaのさらなる向上のために「体系性」「網羅性」「信頼性」という観点からの課題を指摘されたという感じだろうか。

とまとめている。この場合「辞書・事典とは何か」を「件名標目とは何か」に置き換えたうえで、件名標目が備えるべき「体系性」「網羅性」「信頼性」を考えてみようかとも思う。

前回の更新時
「“Next−L”に関心薄い」といいましたが(小生の関心がなかなか回らなかったためで、Next−Lそのものには、意義と成果に敬意を表してきましたが)、このようなユニークな意見が出れば関心持たざるを得なくなります。

さて、このコンテンツ
TRCがクラウドコンピューティングによるサービスをはじめたら…というなかなかあり得ない「if」を前提に書き始めましたが、初っ端、説明材料の一つである件名標目データからボコボコ課題が出てきたのは驚きました。
手前味噌ですが、他愛もないネタでも、取り組めばそれなりに指導助言をいただくことができ、いい成果=勉強になりました。
反面、耳を傾けてくださった方は、大学図書館関係者の方ばかりとお見受けいたしました。私は、一公共図書館として次世代OPAC、FRBDへの議論を
大学図書館の方々に負けるな」(実際は勝負にすらならない)
と思っていただけにさびしい気がします

クラウドコンピューティングについては、今日で「御用納め」といたします。ご覧いただき、またW.C.G先生にも☆いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を