辞令がきました

昨日、4月1日。辞令が下りました。
この15年間。図書館職員・司書として勤務しておりました。最後の3年間は小さい公民館図書室ながらも、自分独りで切り盛りさせてもらい、実に楽しい毎日でした。貸出数も3年間で20%伸ばしましたから貸出至上主義*1としてはまずまずの結果でした。
が、その楽しい毎日も今日でおしまい。
私も自分でもなんとなく自覚してきたことがありました。これまで“図書館”というかなり限定された世界(行政機関)で“司書”という限定された仕事をしてきました。その結果“公僕”“奉仕者”としてあるべき地方公務員である以上に自分は図書館司書だと思ってきたような思いがあります。
自分は、これからは図書館司書である前に一介の地方公務員である、という考えに変えていく必要があると思います。
具体的にいえば、
「民営化・指定管理者けしからん。直営護持!」
を唱えようとするなら、図書館司書@地方公務員の本分を尽くしてもらいたいと思うのです。
とにかく、昨日からは、おかげさまで鬼軍曹転じて二等兵に昇格してしまいました*2。冷や汗ばかりかいて、慣れない本庁舎で居心地悪い日々を過ごしてますが、
「自分はこれでよかったんだ」
そう思っています。

*1:最近、この言い回しを自称に使っているが、自分が本当にこの称号にふさわしいか疑問がわいてきた。自分は貸出を伸ばそうと努力するほど勤勉ではない。貸出数は“なんとなく”伸びただけ。“主義”というほどの上等なコトすらしていなかったのが事実

*2:一番気の毒なのは、年寄りでものわかりの悪い“新規採用職員”を受け入れた課のみなさまでしょう