U40 - Future Librarian 2010 プレミアセッションについて思うこと ベテランのオフ会と同時に初心者のキックオフ会だぜ!

こまったことになりました。
いままでこのブログで取り上げた行事についてはもれなく参加し、(いいかわるいかは別として)感想を述べてきましたが、今回はエントリで何度か持ち上げておいて、参加をとりやめるというのは、私にとってもこのブログにとっても異常事態。あってはならないことがおこってしまったという感じです。
一番、手っ取り早く、かつ事後策として無問題なのは、プレミアセッションにかかる一切のエントリを削除してしまうことです。
が、それら過去のエントリは、すでに多くの方からスターマークやブクマをいただいておりまして、自分の一存においてゴミ箱に捨てるような行為はいかがなものか。まったくもってソーシャルメディアとはメンドーなことです。
結果として、PCを前にして、自分の心の中では過ぎ去ったはずの「プレミアセッション」と向い合っています。
昨年あたりは、「次の時代の図書館を担う40歳前の図書館関係者のための交流集会」といった位置づけであったように思われます。一回目の立ち上げメンバーは内と外両方で熱い議論を繰り返し、試行錯誤のすえ、目的を達成した、これは高く評価されるべきであるし、図書館人としては感謝したいところです*1
ただし、往々にして組織というものは、

  • 「目的を達成することを目的とした組織」は、目的をある程度達成すると、「組織を維持するための組織」へと変わります。
  • 「産みのための経過・議論」は忘れられ、「交流の場=楽しさ」だけが印象付けられます。

この二点が強化されてくると、おのずとマンネリ化しはじめるのです。

前回のエントリで、“図書館系ブロガー&Twitterユーザーによるオフ会”のような性格が濃くなることを懸念しましたが、もう一方で、“図書館系ブロガー&Twitterユーザーによるオフ会”とすることを期待する私がいます。
矛盾しているようですが、自分の心中では完結しております。
出張旅費予算の削減や非正規化職員化(このような方々には研修・交流の機会は乏しいことが予想される)の中で、日常的に「交流」を進めるには、やはりソーシャルメディアの活用が必要になってくることは論をまたないことでしょう。が、U−40であっても、ソーシャルメディアを“真の意味で活用(Read onlyだけでなく、自分からも意見や情報を発信し、主体的に行動する)”することができるライブラリアンはきわめて少数派です。
その他大勢のライブラリアン(ソーシャルメディアを使いこなせない方々)と、熟練ブロガー&Twitterヘビーユーザーのような方々が、顔を合わせること。特に“ヲタク”よばわりされそうな熟練ブロガー&Twitterヘビーユーザーの方々がWeb上でもオフラインでも第一級の淑女&紳士*2の塊りであることをご披露するとともに、ソーシャルメディアという社交場にお誘い申し上げる必要があるからです。

ここで、やはり期待したいのは事務局の方々です。“多数派のソーシャルメディア未デビュー組”ライブラリアンは箒で掃いて捨てるというより、ブルドーザー&ダンプトラックで処分するぐらいいるのですが、それらの方にはオンラインで呼びかけても耳に入りませんから大変です。いわゆるオフラインというよりも、郵送・FAX・対話などアナログを駆使しなくてはなりません。(まぁ、オンラインに親しんでいるみなさん、たまにはアナログもいいですよ!)
また趣旨を説明するのも大変ですよね。単なる合コンと混同される可能性があります*3
イメージとしては、綿菓子製造マシンに割り箸をゆっくりたぐるような感じでしょうか。「ふわり*4」と優しく丸く仕上げる感じです。もちろん自分がやれば鍋が焦げ付くこと請け合いですけど…

おっと、ここまでエラソーなことを云ってたら、ドアをノックする音が…おや、こんな時間に誰か来たようだ…って、いけねぇ、すっかり忘れていた!
実は番長から
「事務局員のおさそい」
があったんだよ!
体育館の裏側に連行される前に寝たふりを決め込むかZZZZZZZZ

おやすみなさいませ!

*1:もう5〜6年前にやってくれよ、という個人的な嫉みは別として

*2:除く、俺様

*3:おそらく、自分が説明にいけば、出会い系、ポン引き扱いされるでしょうね

*4:そういえば、同名のアーティストのことがTwitterで、どなたかつぶやいていたような