公民館からするとライブラリアンってやっぱりスゴいと思う


いよいよ、

・「博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情報サイト ”saveMLAK ”」
http://savemlak.jp/wiki/SaveMLA

が始動しました。
前々回エントリ

・Save librarys ! Save librarians !
 http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20110319/1300540923

で紹介した、図書館の復興支援サイト「savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報」が、「M・A・K〜博物館・美術館、文書館、公民館」に発展したものです。

実は、私ごと、4月1日から「公民館類似施設」で働いています。
とはいえ、社教主事の資格をもっているわけではありませんし、公民館に愛着があるわけではありませんが、
「teamK」の一員です。
ちなみに「teamK」は正式な呼び名ではありません。あえて名前は出しませんが、“おおむね50人程度の女子の集まりによる国民的アイドルグループ”の1ユニットを、拝借して勝手に私が命名しました。

teamK 1st Stage「PARTYが始まるよ」 [DVD]

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こうした勝手がまかりとおるのも、なぜかといえば「K」の人が圧倒的に少ないから。
「teamK」というより「チームひとり」といったほうがいいような時もありました。
twitterでの議論をtogetter

・「SaveMLAK 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)の被災・救援情報 #saveMLAK」
 http://togetter.com/li/118906

を見ても、図書館員のツイートが多いようです。
かつて、

・「未曾有の地震にライブラリアンの誇りをかけて #jishinlib」
 http://togetter.com/li/110782

では、圧倒的なパワーを見せた【拡散希望】ツイートも、公民館の人にはあまり効果がありませんでした(とはいえ、お一人の方が応じてくださいましたが…)。
古いたとえで恐縮ですが、『さらば宇宙戦艦ヤマト』で、
“拡散波動砲でバルゼー艦隊を一掃したが、白色彗星には無力だった宇宙戦艦アンドロメダ艦長”
のような印象です。

こうしてみると、巷ではITCなりソーシャルメディアでは“立ち遅れた”かのように語られる図書館員ですが、社会教育全般の中では先進的ともいえます。
また、このブログでは叩いてばかりいた「日本図書館協会」や「図書館問題研究会」のような団体も、
「まんざらではないな」
というのが、素直な感想。

まぁ、とにかく自分としては、このプロジェクトに自発的に参加しているのは、「職」を離れたとはいえ、自分はあくまでも「ライブラリアン」であって、「職」がなくなっても「司書」としてあり続けたい、そんな気持ちからの参加です。
「K」の方が順調になりましたら、「L」の方に重きをおきたいと思っています。