社会教育熟議 in 横浜 第2回に参加しました

さる4月25日(日)、「社会教育熟議 in 横浜 第2回」に参加いたしました。
この催しに参加することは初めてですが、テーマが

  • 「震災対応において社会教育ができること」

ということで、(今は個人的に休止中ですが)saveMLAK的にも興味があって、申し込みました。
当日は、朝6時から近所のお寺で座禅し朝課を終え(「葬式仏教」との批判は多いですが、今のところ、この「座禅」こそが、自分の「社会教育」になっています)、駅に着くと、珍しや「185系湘南色

185系とは157系「日光型」の後継者であるはずですが、湘南色の塗り分けが実にマッチしています。考えてみれば、80系「湘南電車」と153系「東海型」を足して2で割ったような顔つきですからね(ここで、「準急」とか「急行」料金ではなく、「特急」料金を払わなければならないことに不条理感も感じますが…)。
さて、「鉄」談義はさておき、会場の「横浜開港記念館」。

その重厚な建物に、小心者の私は、ただ圧倒されるばかりですが、中に入るとそこには「フレンドリー」な雰囲気でした。
内容はといえば、

・社会教育熟議in横浜 第2回-「熟議in横浜」実行委員会 / ファシリテーション勉強会@横浜
 http://sites.google.com/site/facilitationyokohama/home/skjukugi20110424

にバッチリまとめられておりますので、省略(笑)。
自分のグループで印象に残ったことを思いつくままに…

まず、討議の冒頭で
「社会教育って何?」
という投げかけ。これを細かく議論すると、これだけで議論が終わってしまいそうですので、とりあえず「暫定解」を出して、先に進むことに…
ブレイン・ストーミング>KJ法により、次々各自のカードを出して行きます。他人さまのカードと説明にうなづくことしきり。その中で手持ちのカードを、どの場面でだそうか、と考えるのもUNOのようなカードゲームのようで愉しさを余分なことで感じたりします。
自分が出した意見としては

  • 東北地方はただでさえ自殺率が高い。震災で命長らえた方が前途を悲観することのない“生きがいづくり”が必要
  • 公民館は、市民と接しているようでいて、目の前に来た常連の市民(ほんの1%に過ぎない)にしか接していないという自覚が必要

ということでした。我ながら相変わらずネガティブ・キャンペーン張っておりますね。
ただし、このネガな意見を否定も反発も倒壊も脱線もせず、“ポジ”へと換えていくことが、この「熟議」と構成メンバーのスゴいところ。
特に後者については

  • 新住民にとってなじみにくい>どのような、アプローチをしていくか

という問題提起へと変わってきます。
議論はふくらみますが、ここで時間終了。GAME OVER。
ここで、冒頭の
「社会教育って何?」
という問いかけが息を吹き返します。
「社会教育はなんでもアリ」
ということで、その具体的な場として
「そうだ!公民館に行こう!」
誰かが言ったセリフは、全員のたちまちの同意へ。
いやいや、他の参加者様に感謝です。