編集長にききたいこと

昨日に引き続き、印象に残った編集長について話してみたい。

週刊誌は死なず (朝日新書)

週刊誌は死なず (朝日新書)

ヘアヌードという言葉を生みだし、「危険な編集長」と言われただけに善くも悪くも一時代を代表する人物である。
この本でも週刊誌の後退を通じて、萎縮するメディアについて語られているが、正直なところ、人権を軽視し、非合法すれすれの取材活動で問題視された週刊「FRIDAY」の編集長の発言だけに、首肯できる内容であっても反発を感じてしまうのが正直なところ。

むしろ、元木氏に語っていただきたいのは「オーマイニュース」のこと。
市民参加型ニュースウェブサイトとして韓国で生まれた「オーマイニュース」。初代に鳥越俊太郎、二代に元木昌彦と著名な編集長を迎え、しかも二人とも最近の某国内閣総理大臣のごとく、1年足らずでどの座を投げ出したことは記憶に新しい。
今、この人に「オーマイニュース」の真相を語っていただくことは、これからの市民メディアを考える上で貴重な証言となるはずである。