館内では携帯電話をご活用ください! 「オビ」がダメなら…

続きです。
本を選ぶとき「オビ」の記述は大変参考になるのですが(図書館員の選書は別)、やはり図書館として「オビ」の活用はなかなか難しいわけです。
そこで、いろいろ考えてみましたが、結局
モノとしての「オビ」をあきらめ、「オビ」にかわる情報提供
を考えることにしました。
で、一つのアイディアですが、いまどきの携帯電話にはたいていバーコード読み取りが可能です。
ISBN、あるいは自館の資料番号バーコードを読み取れば、その館のモバイルOPACなどに接続し、その本についての基本的な書誌的事項はもとよりカスタマーレビューなど、資料選択に役立ち、読書意欲を旺盛にするようなコンテンツに触れるというわけです。
今後、遅かれ遅かれWeb−OPACは、どんどん機能が向上されます(というより、老害を駆逐してでも、なんとしても実現されなければ!)が、そうすると来館してリアルに本を選ぶよりも、自宅でWeb-OPACを操作してほうがよほどよいという変な逆転状況が生じかねません(まぁ、それはそれで歓迎すべきことかもしれません)ので、来館者サービスの向上という面でもこうした工夫をすると歓迎されると思うんですね。
あ、なんだって? 館内ではケータイ厳禁?
こりゃまた、失礼いたしました!