公共サービス基本条例制定の署名がはじまりました。そして「図書館」は?

先日のエントリに
公共サービス基本法が活用されていない”
ことを述べましたが、まってましたとばかりに、職場に「供覧」が廻ってきました。
内容はといえば、連合からの指示で
「公共サービス基本条例の制定に向けての要請(署名)について」
回覧文書の内容については連合東京が出したpdfファイルで見ることができます。

・公共キャンペーン、「公共基本条例」制定に向けて&署名用紙、条例骨子
 http://www.rengo-tokyo.gr.jp/download_news_file.php?id=427&type=4

表紙にはあの『ダーリンは外国人』でおなじみの小栗左多里さんを起用。かなりチカラが入っております。
そして、
“私たちの生活と公共サービス”
とした様々な公共サービスが列挙され、公共サービスがいまや日常生活において欠くことのできない存在であることが強調されます。

で、次のページ(実物は裏面)をみると、うってかわってというか、本来の主題にあたる労働問題、すなわち公共サービス従事者の待遇、セーフティネットについて語られます。

当方としましても、趣旨には賛成。署名をいたしました。

が、少々気になるのは表紙の
“私たちの生活と公共サービス”
図書館が登場しないことです。
もっとも、載せてしまえば、「図書館の委託」というものを認めるかたちになるということで不満の声もあるでしょうし、一方で
「組合(連合)が図書館司書を見限った」
という心配すらでてきそうです。

この分野におけるオピニオン・リーダー(特に図書館を退職して別の場所で非常勤として働いている人や、図書館からずいぶん前に区役所の民生部門へと異動されておられる方々など)はどうでもいいですが、ぜひ現役で働いている図書館員の方々、みなさんの御意見は如何?