お【O】めでたいのに、正直パ【P】ッとしない、あ【A】れでいいんかい!図書館コ【C】ンピュータのハナシ

長いタイトルですみませんね。
本日、野暮用で外出したら、「選択と集中の論理」で急速に数を減じつつある、我が市の図書館司書に出くわしました。窓口一筋のこちらとは違い、“カタロガー兼システム担当(と、事務分掌には書いてあった)のエリート様は生き残っているワケです。
せっかくの機会なので、新年会ということでいっしょにメシ食いにいこうや(実は私も先様も下戸)、と誘えば
「最近忙しい…」
と、体よく断られました。なんでも、図書館コンピュータシステムの総取り換えとか。総取り換えとなれば、パチプロならずとも興奮して当たり前でしょう!
「そうなると、Web-OPACも更新だな?! とすれば、少なくとも“ファセット表示”くらいはトーゼン実装するんだよな?」
「はぁ?」
「“ハァ”じゃない“ファ”だよ!“ファセット表示”!! そうだなぁ、あとはオンライン書店との連携で書影の取り込み表示とか書評を利用可能にするとか…ちゃんと仕様に盛り込んだろうな?!」
私ひとりだけ、勝手に妄想モードになっちゃいましたが、それに対して返ってきた言葉に凍りました。
「仕様書はちゃんと相手に頼んであるから問題ないよ…」
彼の云う“相手”が何を指しているか容易に想像がついているし、また自分でも心中で
“自分で仕様書も書けないとはしょうが(仕様が)ねぇヤツだ”
という、自分でも笑えないオヤジギャグが浮かんだので、ただでさえ寒い体感温度がさらに低下することに。うう、これならば、ヤツを蹴落としてでも自分が居座るべきだったかなぁ…
まぁ、図書館のシステム担当はやたらカスタマイズに命をかけているけど、それも少し滑稽に思えてくるのです。
カスタマイズとは、早ぇハナシが自動車でいえば、
“市販車を改造(イジ)る=チューンアップする”
ようなものでしょう。それなら絶対に限界があるっていうことですね。
メルセデスあってのAMG、BMWあってのアルピナ。しっかりしたベースとか冗長性あってこそ、チューンアップして飛躍的な改善が可能であるワケでして。
うん、自分だったらB787をキックオフしたANAのように、新機軸を取り入れたシステム開発を要求するなぁ。それがたとえ妄想だとしても…最新基軸満載のシステムを飛翔入手(フライングゲット)して、レコ大GETだけどなぁ。NaNaNaNaNa…