匪図書館司書講座

観念的社会教育不要論批判

空想から崩壊へ このタイトルの“観念”とは、もちろん、プラトン、バークリー、カント、ヘーゲルとはまったく関係ない、いわゆる“思いこみ”であることを、あらかじめご承知おきください(それを期待して検索でHITしてこれをお読みの方、ノイズになってしま…

葬式と図書館(員)と社会教育

ある図書館司書のご不幸 私が尊敬する図書館司書のお母様が亡くなられました。 ・http://maru3.exblog.jp/12497237/ 直接の面識はありませんが、一度ソーシャルメディアの場で議論したこともありました。 この場をお借りしまして、謹んでお悔やみ申し上げま…

我流著作権講座【自炊支援はやめておけ】

司書が著作権を知らないのは「自然」 前回のエントリーでは、自分自身「著作権」について無知だったことを改めて知り、かなり落ち込みました。 ただし、著作権を知らない司書は案外多いかもしれません。 “司書となる資格を得ようとする者”が、単位を修得しな…

当世図書館事情〜トーサツ、ケーサツ、ケーソツ〜

取材拒否図書館 お昼休みにtwitterをブラウジングしていたら、とある公共図書館を取材しようとしたら、 H市立図書館は、撮影NG。利用者のプライバシー保護が理由。その理由は当然なんだが、利用者は写さない、撮影した写真はみせる、と言っても、頑なに拒否…

図書館員と「運動」〜腰痛もち司書の減少を手放しでは喜べない〜

標記のような主題をあげますと、“〜(指定管理者等)反対運動”のようなものを連想されている方もいらっしゃるでしょうが、健康のための運動の話です Twitterで「スポーツする図書館員」がごく小さく話題になっておりましたが、司書と言えば、神経質・…

“なんちゃってプロポーサブル”の威力と限界

追記・このエントリは「Tariki」氏の“コメント”も合わせてお読みください 決戦は土曜日? さる11月6日夜は、日本シリーズも、「ヨコハマブックブククラブ Presents ラボ図書環第1回ワークショップ+ツアー」も大変盛り上がりましたね〜。自分としては、後…

小さなつづらを持ったおじいさんによる、督促業務に従事する図書館員のための住民票請求講座

むかし、ある国語辞典(どこのものかは忘れた)に、「初老」は“40歳以上”という解説があったような気がします。自分も、40過ぎて“若さゆえのあやまち”ではなく“耄碌”という言葉がしっくりくるようになったと自覚しています。 さて、それにしても昨日のエ…

みんなで「殻を破るために」

おおよそ「図書館司書」というものは 「知の集合体」たる図書館につとめる司書というものは、森羅万象、あらゆる知識体系に対し、幅広い視野とともに、公平さ、謙虚さを持たねばなりません。 が、実際のところは、かなり隙だらけにも思えます。 来館者に対し…

公立図書館の指定管理者制度について【望ましい】反対意見

自分の通夜/告別式を台無しにする男 私の欠点は、リテラシーがおぼつかないことだと常々思っておりましたが、今更になって、コミュニケーション能力自体上手ではないことに気がつきました。 一般の利用者さん相手なら、客あしらい(失礼!)は一般の司書並…