図書館問題研究会

「本の相談」はなぜ否定されたのかⅡ〜奉仕対象の異動「集団から個人へ」を巡って〜

とある事典の記述 前回エントリでは、「本の(読書)案内」について触れました。今回も自分の経験と重ねて考えてみたいと思います。 私は学校図書館勤務経験がありますが、埃をかぶったかなり昔の本が「現役」であることが学校図書館の良さ(?)でもありま…

“公共サービス”を忘れた“公共施設”という“違和感”

耐えがたきを耐えられず 以前にも書きましたが、手っ取り早くこのブログを店じまいしなくてはならないと感じています。 地デジ閉鎖とともに、このブログを止めるという目標はおろか、今度は「終戦記念日」にシンクロしようとする目論みもまた“耐えがたきを耐…

『談論風評』だか『談論原発』とかで“真夏のヒステリー”

なんでオレの家に「みんなの図書館」が? 暑い夏が続いています。 夏の風物詩といえば、イロイロありますが、「怪談」「ミステリー」などもその一つでありますが… ミステリーといえば、帰宅したら、おや不思議なことに図書館問題研究会から機関誌『みんなの…

二元論でこれからの図書館を語れるのか?  〜遅ればせながら『みんなの図書館8月号』を読んで〜

さるトイレの会話 「ブログ? キミはそれをやっているのかね? ああいう手合いには悪口や勝手なことばかり書くヤツばかりで困ったもんなんだけどね…」前回に続き、トイレのネタですみませんが、さる7月4日、群馬の名湯草津温泉の“中沢ヴィレッジ”のお手洗…

「市民のためのサービス」を心がけるべき図書館司書は「市民目線」に立っているか。

差しさわりが大いにありますが、今回も図問研全国大会ネタです。 課題支援サービスがはやっているため、全体会企画は鼎談「まちづくり・観光・図書館」でありました。 自分なりに感想をいいますが、○まちづくりが話題になっているが、観光は大きな経済効果を…

図問研の中沢委員長よりコメントいただきました

過日のエントリについてナイスガイの中沢さんよりコメントをいただいております。 あらためて、ここに全文を紹介します。ナイスガイの中沢です 大会参加、遠路はるばる誠にありがとうございました。温泉と高原の空気を堪能いただけたでしょうか。仰る通り、…

補記、というより今更気づいたこと

あの会場の勢いのなさ、倦怠感はなんだったのか、よくわかりませんでしたが、今更になって気がついたのですが、“長旅”の疲れとわかりました。 やっぱり遠いです。草津は。同県在住の自分は自家用車のフォッケウルフ*1で会場入りしましたが、公共交通機関利用…

私が見た図問研大会

前に書いたように、図書館問題研究会(=図問研)全国大会に初日だけ参加してきました。ところで、のっけからお詫びですが、ツイッターでハッシュタグがないことをぼやきましたら、相当多くの方がフォローしはじめたようです。実は、先のプレ集会の際、ハッ…

「大輪一輪」から「百花繚乱」へ、明日は図問研大会

本題に入る前に… 前回エントリ「6月27日の二つの集い(ALISと図問研)の顛末と、一つの試みへの期待」では、当日参加(ALISは「擬似参加」)した二つの集いについて感想を書きました。たまたま同日開催のものをひとまとめに書いただけですが、あとで読み…

【ステタ市は】図問研イマドキ情報【ステちゃえば】

図書館問題研究会の機関誌「みんなの図書館」については先月、悪戦苦闘したものの徒労に終わったことがありました。 ・『みんなの図書館』2月号を“読破”してみようとする http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20100124/1264338003 で、今月、3月号 ・みんなの…

『みんなの図書館』2月号を“読破”してみようとする

(注)1/26追記いたしました。職業人として不適切な発言をおわびいたいます 安心いたしました。実は ・みんなの図書館2010年2月号が出ました http://tomonken-weekly.seesaa.net/article/138374476.html 特集を読んでおりましても、さっぱり訳がわからな…

ところで図問研は元気かな?

過日の図書館総合展、前年以上の人手ということで、これはめでたい。その一方で図書館問題研究会(=図問研)の会員数がとうとう1000人を割った。私も(自分でも信じがたいことに)会員の一人として気になる。 直営&正規を主体とする組織だから、この不…